０・１歳児　冬：外遊びのアイディア

今日、何して遊ぼうか？

毎日「何しようかな？」で頭がいっぱいの保育士さんいませんか？

子どもの年齢が上がると本人のやりたいことが出てきたり、興味関心がはっきりしてきます。

反面、月齢の低い０・１歳児は、保育士（大人）主導で遊びに誘っていく必要があり、「今日何しよう？」の沼にはまりがち。おうちで子育て中の方にも参考になると嬉しいです。
春・夏・秋・冬の４つに分けて色々な遊びを紹介しようと思います。保育のヒントにしてみてください。

冬：外遊びアイディア

冬は寒さが厳しい日も多く外遊びには工夫が必要。

春や秋に比べたら、外に出ることも減ってきますよね。
外遊びの目安としては、日中の温かい時間帯に３０分～４０分程度…と言われています。

「寒いから」と、中にたくさん着こんだり、分厚いモコモコの服はNG!

薄手の服を重ねたり、羽織で調節できる服装がおすすめです。

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それでは、０・１歳児でも楽しめる冬の外遊びを紹介します。日々の保育に、おうち子育てに参考にしてみてください。

自然と遊ぶ

氷あそび

氷あそびは、準備は必要ですがいつでもできるのが良いですよね。
色水、おもちゃを入れるなどアレンジが効きます。

０歳児さんの場合は、舐めてしまっても大丈夫なように、食品用着色料（食紅）を使い色水を作るようにすると安心です。

形もアレンジ自在。製氷皿で作った四角い物、チャック付き保存袋で薄い氷を作ってもいいですし、色んな形があると飽きずに遊べます。

今夜は冷えそうだな…という日は、前日にいろんな容器に水をためて外に出しておくと
翌日の朝、氷を見つけて不思議そうにする子どもたちの姿が見られるかもしれません。

雪遊び

冬の自然と言えば、雪・氷ですよね。
地域によって違いはありますが、遊びながら色んな経験をさせてあげたいですよね。

乳児クラスが雪遊びするときは、短時間で楽しみましょう。
冷たい刺激が嫌な子もいるので嫌がる子には無理は禁物です。

ただ、雪を触る以外に、小さいおもちゃを雪のボールの中に入れてみましょう。
触ったり割ったり、溶けるのを待ったり…色んな楽しみ方ができます。

ひたすら、雪玉を作って転がしたり、スコップで雪を集めても面白いです。

冬の外気浴・日光浴

０歳児さんは、温かい時間帯や天候の良い日に外気浴・日光浴ができると良いですね。

寒さが苦手（体温調節が苦手）な子にとっては辛い時間にならないように、顔色や体調を見ながら過ごしましょう。

散歩

冬のお散歩も意外と楽しいですよ。
ベビーカーなどの時は、防寒対策をしっかりしてあげましょう。

大人は歩くことで温かくなってきますが、
ベビーカーに乗っている乳児は風が直撃。大人よりも寒いことを忘れないでください。

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外遊びから帰ったら…

冬の外遊びから帰ったら、ぬるま湯をバケツなどに用意しておいて、手を洗ってあげると気持ちよく室内に戻れるのでおすすめです。
もちろん足湯をしてあげても気持ち良いですよ。
お家育児であれば、大人も一緒に”ほっこりタイム”もいいですよ。

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今日の遊びを考える時のポイント

天候・気温

外遊びで最初に確認したいポイントは、天候と気温です。
外遊びに適した気候が多いのは春と秋です。

しかし、冬ならではの遊び・夏ならではの遊びもあるので、その日の天候・気温に合わせた遊びや服装を考えることで楽しむ幅が広がります。

夏場は３０度を超える日は控える、日陰を作る・短時間で切り上げるなど配慮が必要です。
冬場は防寒着の着用、短時間で切り上げるなどの配慮が必要です。

気候が厳しい時の外遊びは、必ず子どもの様子をこまめに確認しながら遊びましょう。

子どもの体調

外遊びは子どもの体調の良い時にしましょう。
太陽に当たるだけでも体力を消耗するので無理をしないようにしましょう。

熱が体にこもりやすい子は、外遊び後に一時的に体温が上昇することもあります。
外遊びのあとは室内でゆったり過ごす時間も確保してあげたいですね。

遊ぶ時間

春・秋などの過ごしやすい気候の時は、１時間程度遊んでも良いかもしれません。
途中で水分補給などをして、休憩を上手に取りながら遊ぶのがおすすめです。

暑い日、寒い日、体調が怪しい時は、遊ぶ時間を１０分～１５分程度にして気分転換程度にすると良いかもしれません。

興味・関心

子どもが「今何が好きか？」を見つけましょう。

何に笑うかな？体を動かすのが好き。砂は触りたくないんだ。お水は好きなんだ。…などが見えてくると遊びのヒントに繋がります。

子どもの好き！気になる！に、ハマると集中して楽しんでくれます。

経験させたいこと

保育士・親目線で、経験させてみたいことを遊びに取り入れてみましょう。

例えば、色々な感触が楽しめる遊びをさせてみたい。○○へ連れて行ってみたい。
季節の行事に触れさせたい。異年齢の子と触れ合わせたい。なども、遊びの中にうまく取り入れていくと楽しみが広がります。

できるようになってほしいこと

これも、保育士・親目線でできるようになってほしいことを遊びに取り入れてみましょう。

例えば、外遊びが苦手だけど遊べるようになってほしいから、抱っこでも外に出よう。
砂が触れるようになってほしい。汚れても気にせず楽しめるようになってほしい。などがあります。

外遊びの苦手な子も色々な経験を通して、外でも楽しめる子が増えると良いですね。